『米づくりは土づくり』
弊社は約半世紀にわたり、ここ岩船地域で農業生産に携わる仕事をしています。
肥料・農薬等の農業資材の販売や米の売買を通じて多くの生産者の皆様と連携させていただいています。その中で、共に高品質米生産にむけた技術革新を模索し、産地銘柄だけに頼らない米づくりに取り組んでいます。
生産段階において、おいしいお米を作る為に必要な栽培管理や必要資材を適期に施す技術を生産者と共有しています。またその結果をデータとして翌年の米づくりに反映させています。
米余りや米価下落が生産者の深刻な問題となる中、米づくりに想いを一致させる仲間の作った農産物を余す事無く、企業や一般エンドユーザーに橋渡ししていく。またその逆に、実需、企業、消費者の要望を生産現場に落とし込んでいくといった両者を繋ぐコネクターハブとなる仕事をします。
種子の侵種や育苗段階でその限界成長点が決まってしまう為、苗のデキの可否が大変重要な意味合いを持っているからです。水稲栽培においても苗づくり期だけでなく基点となるポイントが生育段階で何度かやってきます。培ってきた知識や経験を土台に、更なる技術向上を目指し生産農家の仲間達と試行錯誤を繰り返しながら今日に至っています。
長年、肥料商を営んできた弊社は、施肥による米の良食味化を追及してきました。
ヨコヤマ農法の4つのポイント
まず美味しい米生産に欠かせない条件は、
- ①品種の選定
- ②気候風土や水
- ③生産者の栽培管理技術や情熱
なんだあまり重要なポイントじゃないジャンと思われるかもしれませんが、新潟県の代表品種であるコシヒカリはリン酸マグネシウム肥料がその食味や品質に効果を発揮します。(コシヒカリに限った話ではありませんが)
また、備えあれば憂いなしの諺があるように異常気象な天候の年、例えば長梅雨が続き、低温のまま夏が推移した時などに多大な効果を現します。